現在日本におきましてはCO2抑制のため自動車ガソリンエンジン車には、車両重量別に1995年を基準に2010年までに10・15モード燃費平均22.8%の向上が義務付けられています。 エンジンオイルから燃費向上を確実に達成するためには、高温下でせん断されるとスラッジに変質する添加剤の添加量が少なくすむように、良質のベースオイル(コストは高くなりますが)を選び、添加剤も高品質のものをバランス良くブレンドし商品化しなくてはなりません。 ユーロ・レーシングオイルは最新の自動車ガソリンエンジンオイルの最高規格APIのSMをクリヤする性能を持ったオイルです。 但し最新の、省燃費オイル規格SM/GF−4のオイルはあくまでも10・15モード燃費の向上を目指しており、市販のオイルでは実用域での高回転下でのレスポンスの悪さが目立っております。 あらゆる運転状況下でフリクショ ンロスが少なく、油温が上がっても熱ダレしない強い油膜を持った、独自のフォーミュレーションの高品質なオイルの開発を目指しました。 ここに昨年の秋口から今年の夏まで広範囲の運転状況下で実車テストいたしてまいりましたユーロ・レーシングFE Touring 0W20を代表オイルとしレポートを報告いたします。
1.ベンチテスト
まずベンチテストでどのくらいフリクションロスが少ないか(パワーが出るのか)NAのレーシングエンジンで確認をしました。比較オイルは私が以前の会社で開発を担当いたしましたフランスのメジャーブランドのオイルで当時最もパワーが出るオイルで、フォーミュラ・ニッポンのエンジン無限MF・308、GTレースのカルソニックGTRに実際に使用されておりました。
比較オイルとほぼ同じ出力カーブを描いており間違いなく全回転域でパワーが出るオイルであると確認いたしました。
2.実車テスト
ノーマルの軽自動車からレース用の車両まであらゆるタイプの車両で、ストリート走行からサーキット走行、涼しい秋口から酷暑の夏まで実車テストをしました。 テスト結果からお解りのように 1.エンジンレスポンスの向上 2.オイルの耐久性の向上 3.ストリート走行下での燃費の向上 が、発揮出来ています。 ただし、水温との兼ね合いもありますが油温が120度以上になるとさすがに20番の粘度では熱ダレの兆しが見受けられますので30番以上のオイルを選択する必要が出てまいります。 フリクションロスが少なく、熱ダレしないオイルの開発を目指しベースオイル・添加剤を見直しバランスの取れた独自のブレンド技術で商品化いたしまして、結果的に実用域での燃費向上・オイルのライフサイクルの向上を図る事ができました。 その他の商品 Gran Turismo 0W40, FE Sports 5W30, Turbo Formula 10W50, Turbo Premium 20W60,も全て同じコンセプトで商品開発をいたしました。国産車はもとより輸入車にいたるまであらゆるタイプのエンジンに対応できるようラインアップいたしましたので、使用目的にあわせて商品を選択していただければ、間違いなくその性能にご満足いただけると確信しております。
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